第2回玄肥鎮ツアーを開催しました!!
今回のテーマは「海」。玄海町・肥前町・鎮西町の3つのエリアをまわるツアーとなりました。
みなさんが気になるツアーの内容をご紹介していきます。
唐津でビーチクリーン活動を行なっている「ハルトさん」をリーダーに、今回の玄肥鎮ツアーはスタート。
可燃ゴミと不燃ゴミに分別して袋に入れていくのですが、すぐに袋がいっぱいに。参加者からは「これはどうやって捨てるの~??」という声がたくさん飛んでいました。
海外から流れ着いたであろうゴミや中身の入った飲料ボトル、ライフジャケットに帽子。ごく最近食べたであろう食品の容器。多種多様なものが海岸にたどり着いていました。
1時間でゴミ袋12袋+袋に入りきらなかった大きなゴミが複数となりました。
ライフジャケット着用の必要性、浮き具代わりになる物、釣り人のマナーなどのお話をしてもらいました。
魚釣りが少し不安だった参加者のSちゃん。お母さんと一緒に釣り竿を垂らしていましたが、気付けばみんなの餌入れカゴに餌を入れて回ってくれる姿がとても愛らしい。
釣り大好きRさん親子と仲良しの友人。My釣り具を持参し狙ったところにルアーを投げて、魚ゲットに向けてたくさんの駆け引きを楽しんでくれていました。
中々釣り上げることができず…少しスタッフが焦り始めていた時に「釣れた~!!!」
1匹目のお魚ゲット!出発時間間際にもう1匹ゲット!!!!
まだまだ釣っていたいところでしたが、釣り場を綺麗に掃除して仮屋湾を後にしました。
昼食は、自分たちで釣った魚で焼き魚、かまどで炊く白米、ぴーすふぁーむの手作り出汁麹と手作り味噌を使った味噌汁、くるくるふぁーむの採れたて野菜で、自然の恵みを美味しく楽しむ。
魚を捌いてコンロで焼く人、かまどの火起こしからご飯が炊き上がるまで火の番をする人、味噌汁作りのために野菜を切る人、最後の味付けをする人。それぞれに役割があり、共作・共食を通じて、食の楽しさを実感する。
炊きたてのご飯を頬張った瞬間に、自然とこぼれる笑みと「うま!!」の一言。
・普段の生活では感じられない事、経験出来ない事が学びだったと思います。学校では経験できないことや地域の方々との関わり、このご時世に必ずしも必要なものだと親子共々、友達も同じように感じたと息子の友達も言っていました。
・夏といえば、海❗️ 海での体験は、海水浴ぐらいしか行ってなくて、海辺のゴミ拾い、釣りを通して海が抱える問題を考えさせられました。娘とはまだまだ意見を出し合うことはできないけど、ゴミ拾いをしていて、漂着物の多さ(中国語のタバコのゴミ等も多々あった)、遊びに来て飲食したあとのゴミがそのまま置いてあったりと、ゴミの量に驚くばかりでした。ビーチクリーンを率先して普段から活動されて方もいるということに感謝の気持ちでいっぱいです。これからは娘と一緒に出来ることから環境問題に意識的に取り組んでいけたらと思います。 私自身は魚は釣れなかったけど、釣っていただいたアラカブを頂けて幸せでした。
今回のツアーは8月ということで「海」をテーマに企画を考えてみました。
ビーチクリーンから始まり、魚を釣る。釣った魚を調理し、参加者全員で食卓を囲ってたくさんおしゃべりしながら美味しくいただく。
今回のツアーも日常では忘れていた「日常」を体験することになり、それぞれがやりたいこと、できることを見つけてツアーを楽しんでもらえたのではないでしょうか。
このツアーをきっかけに今まで気付かなかったことを考えるヒントにしてもらえると嬉しいなと思っています。
ご参加頂いたみなさまありがとうございました。
今後も玄肥鎮エリアで様々な年代の人が集まり、自分の住んでいる地域・学校・職場以外の人と顔をあわせてフラットに繋がれる場所、自然を通して様々な体験をできる機会を提供していきたいと思っております!!
次回のイベントも計画中ですので、皆様のご参加お待ちしております。